🧩 レベル情報

• レベル番号：304
• 問題文：タップしてボールを赤いところに止めるタップしてボールを青いところに止める
• 難易度：Hard

🎯 目的

1つのボールを、赤い部分と青い部分の両方に『止めた状態』にする。見かけ上は1つのボールで2つの条件を同時に満たす。

📝 解き方の手順

1. まずボールを観察し、赤いエリアと青いエリアの位置関係を確認する。ボールは自動で動いているが、タップすると止まるタイプのギミックである。
2. 普通にタップして『赤いところ』『青いところ』で1回ずつ止めようとしても、片方を満たすともう一方が満たせなくなることに気づく。これは正攻法ではクリアできないことを示している。
3. 画面上の赤い部分・青い部分をよく観察し、ドラッグできないか試してみる。色付きのエリアそのものを指で長押ししてからスライドしてみる。
4. 青い部分（または赤い部分）をドラッグできることを確認したら、2つの色付きエリアが重なるように位置を調整する。つまり、赤と青のエリアを同じ場所に重ねてしまう。
5. 赤と青のエリアをきれいに重ねたら、その重なった地点をボールが通過するタイミングを待つ。ボールがちょうど重なったエリアの上に来た瞬間に画面をタップしてボールを止める。
6. ボールが『赤と青が重なったエリアの上』に止まることで、見かけ上は「赤いところに止める」「青いところに止める」の2つの条件を同時に達成でき、レベルクリアとなる。

💡 ヒント

• まずは素直に赤と青、両方で止めようとしてみてください。本当にそれで可能かどうかを確かめるのが大事です。
• 『どうやっても片方しか満たせない』と感じたら、動かせるのはボールだけなのかを疑ってみましょう。画面上の他のオブジェクトも長押し＆ドラッグしてみてください。
• 色のついた部分（赤か青のエリア）が動かせないか？ 重ねられないか？ を試してみると道が開けます。
• 赤と青を同じ場所に重ねてしまえば、ボールを1回止めるだけで両方の条件をクリアできます。

🧠 解説・ポイント

このステージは『2つの相反する指示を、1つのアクションで両立させる』というタイプのひっかけ問題です。プレイヤーはまず、指示をそのまま受け取り『ボールを赤いところで止める→今度は青いところで止める』という順番のタスクだと解釈しがちです。しかし、そのまま繰り返しても条件が同時に満たされることはありません。ここで『本当に動かせるのはボールだけか？』という発想の転換が必要になります。 Brain Testでは、見た目が背景に見えるものでもドラッグして動かせるパターンがよくあります。この問題では、赤と青のエリアそのものを動かし、2色を同じ位置に重ねることで、1つのボールを止めるだけで2つの条件を同時に満たせるようにする、というメタ的な解決方法を要求しています。論理的には『条件側をいじることで矛盾を解消する』パズルであり、ゲーム全体の文脈では、固定観念を崩す練習問題として機能しています。

🔍 よくある間違い

• 赤の上でボールを止めたあと、もう一度動かして今度は青の上で止めようとする。これでは『同時に』条件を満たせないため、ステージはクリアにならない。
• ボールの速度やタイミングだけで何とかしようとし、延々とタップのタイミングを変えて試してしまう。根本的にやり方が違うタイプの問題。
• ボールを長押し・ドラッグして、ボール自体を任意の位置に移動できないかを試す。多くのレベルで使われる発想だが、このステージの解法は『色のエリアを動かす』ことである。
• 赤い部分や青い部分を『ボタン』だと勘違いしてタップするだけで何かが起こると思い込み、ドラッグを試さないまま詰まってしまう。

🎉 クリア後のアドバイス

赤と青のエリアを動かして重ねる、という発想に気づけたなら、Brain Test特有の『条件そのものをいじる』タイプのトリックにかなり慣れてきた証拠です。今後のレベルでも、背景やラベル、色付きのエリアなど、一見固定されていそうなオブジェクトを動かしてみると新たな解法が見つかるかもしれません。

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